【1】美肌効果

「ビタミンCは、通常は加熱にしょうもないのですが、ピーマンのビタミンCは加熱しても損なわれません。同じく含まれているフラボノイドが、ビタミンCの加熱による損失を抑制すると考えられています。焼いても炒めても揚げても、ピーマンのビタミンCはたっぷりのままです」(古庄教授・以下同)

ビタミンCが美肌作りに必須なのは言わずもがな。著しい抗酸化力で活性酸素を除去して得る。さらに、シミ、ソバカスの原因であるメラニン色素の沈着を抑制し、コラーゲンの生成も助ける。

【2】がん予防

ビタミンE群はとうがらし類に抜群に数多く、ピーマンはとうがらしの仲間である。

「ビタミンEの主な効用は、生体内で凄い抗酸化活性を示すことです。私たちの体内では、紫外線、放射線、たばこの煙に含まれるカテコール、ダイオキシンなどの外的要因、そして呼吸、脂質代謝、解毒、白血球の食作用などの内的要因にて、活性酸素やフリーラジカルといわれる物質が発生します。これらが細胞膜やDNAを損傷する結果、がんなどのさまざまな疾患が発症し、老化が進行すると考えられています。先に述べたビタミンCもそうですが、ビタミンEはこういう活性酸素を消去する力が非常に力強いのです」

ビタミンEが欠乏すると、がん、不妊、筋萎縮症、脳軟化症などの原因にもなる。

【3】眼精疲労改善

「にんじんやほうれん草ほどではありませんが、ビタミンAも手広く含まれています。ビタミンAは皮膚・粘膜の保護作用、成長促進作用、生殖作用などの生理効果があります。目の機能の維持にも不可欠で、眼精疲労やドライアイの改善効果も見込める」

【4】風邪予防

ビタミンACEに次いで注目すべきは、植物などに留まる緑色の色素。葉緑素ともいわれるクロロフィルです。

「ピーマンのクロロフィルは野菜の中でも多いほう。ビタミンACEに加え、クロロフィル、そしてカロテノイドが豊富に含まれている結果抗酸化力がさらにアップします。風邪などの感染症予防、がん予防も期待できるのです」

クロロフィルはガムなどにも使われている成分で、口臭予防、歯周病予防もあることがわかっている。

【5】抗うつ作用

ピーマンの特徴でもある苦味。しかし、実はピーマン自体に苦味成分はない。

「ピーマンには、ポリフェノールの一種のクエルシトリンという渋味成分が含まれています。これに香気成分のピラジンが咀嚼を通じて混じると、人の味覚は『苦々しい』と感じるのです。こういうクエルシトリンは脂肪細胞の肥大化を抑制したり、高血圧抑制、抗うつ作用、血中中性脂肪の上昇抑制、血行改善、関節炎予防効果などがあります」

この夏はピーマンの抗酸化力で、がんもシミも抑制決める!

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